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東北支店

3.11 あの日を胸に

【イトイ産業】

2011年3月11日 14時46分。

東日本大震災が発生。

当時、沿岸部の街を津波が破壊し尽くす様子や、福島第一原子力発電所におけるメルトダウン発生は、

日本のみならず世界中に大きな衝撃を与えました。

あの日からちょうど10年経った昨日。

イトイ産業本社および、宮城県にある東北支店では 地震発生時刻に黙祷を行いました。

宮城県名取市の閖上地区では、この日黙祷の後 犠牲者を悼んで一斉に風船を飛ばしていたそうで、

すぐそばの現場で作業をしていた支店職員も一緒に参加してきました。

震災当時も宮城県に在住し別の会社で働いていた東北支店の職員は、

実際に被災しています。

知人が亡くなってしまったという人もいます。

 

震災発生の翌年。

当時はまだ東北支店が存在していなかったイトイ産業。

宮城県にある業者さんが、震災復興作業の担い手を探していることを知り

紆余曲折の末、現在の社長である菅原代表取締役を始めとした職員数名が北海道から宮城県へ赴きました。

施工着手前の現場の様子

当時、作業に参加した職員は 現地での作業中

「津波がこないだろうか、ここにいて大丈夫だろうか」と不安を感じていたそうです。

実際に地震を体験した方たちは、毎日そんな気持ちで過ごされていたんでしょうね…

 

当時の施工の様子

復興作業には、様々な地域の会社からもたくさんの作業員の方たちが参加しており、

宿舎はいつも人がひしめき合っている状態でした。

それだけ、復旧には人手が必要だったということがうかがえます。

 

当時、宮城県へ赴いたメンバー。見事な「イトイ」の人文字。

完成後の現場の様子

 

ここでの経験が契機の一つとなり、2016年に東北支店が本格的に始動。

現在では、宮城県在住の職員が3名と宿舎の清掃・炊事を担当する方が1名 在籍しています

少数精鋭での施工が基本なので、技術力には自信があります✨

本社職員はなかなか頻繁に会えませんが、社内行事や出張の際に交流を深めています。

宮城県での外構工事が最近完成しました!

東北支店は在籍者が少ないため、工事内容によっては本社から数名応援に駆けつけています。

その際は、東北支店宿舎に寝泊まりしているんですよ😊

東北支店の事務所 兼 宿舎がこちら。

よくお電話などで連絡をとるのですが、

とっても気さくな人たちで お話するのがいつも楽しみなんです😊

今後、東北支店に関するお知らせも増やしていこうと思いますので、

これからもぜひチェックしてくださいね✨

 

 

皆さんは10年前、どんな風に過ごしていましたか?

そして10年経った昨日、どんなことを考えていたでしょうか?

 

震災では、多くの人・動物の命が失われました。

3月11日。この日だけは、失われたたくさんの「命」に思いをはせる1日にしよう。

そう思いました。

 

東北支店のある職員が話してくれたことがあります。

「復旧作業には土木業者が必要不可欠。知り合いを含む多くの人が

犠牲になった中、土木業界で働く自分が生き残ったことは何かの使命なのかなと思った」

過酷な状況の中を生き抜いたからこそ、縁あって今 弊社で働いてくれています。

離れていても、大切な仲間たち。

本社も今回を機に、支店の皆さんとより一層心を一つに。

 

最後になりますが、被災地の一日も早い復興をお祈り致しますとともに、

住民の皆さまのご多幸をお祈り致します。

Make many good for you .

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